今までの積ブロック概念をすべて変えた大型コンクリートブロック。
練積タイプの大型ブロックで胴込コンクリート工を不要とし、作業効率、工期短縮の向上が図れる製品です。

BIブロック5つの特徴

練積タイプの大型ブロックです。

胴込コンクリートを打設しなくて良いため、施工性は抜群です。

大型ブロックなのに完全自立型であるため、工期の短縮が図れます。

大型ブロックであるため、石工を必要とせず、普通作業員で施工が可能です。

土圧に対して十分な性能を有した突起を設けています。

製品紹介

L1,500×H750㎜


基本型Aブロック

L3,000×H750㎜


延長調整
右側カット用ブロック

L1,500×H750㎜


天端調整用ブロック

背景に配慮した擬石模様です。天端や延長の調整を設計通りにカットすることで統一出来ます。

参考歩掛規格単位数量備考
ブロック1.125㎡/個0.888縦750×横1,500(㎜)
世話役0.022
特殊作業員0.022
普通作業員0.07
モルタル1:30.0048
バックホークローラー型
クレーン吊
0.022バケット容量0.8(0.6)(㎥)吊能力2.9t吊
※H30年現在算出 大規模工事(500㎡)の現場条件が整った環境での数値です。

積ブロック工 工程比較 フロー図

(例-河川の場合)

施工上の留意点

現場条件

トラックの搬入路幅は4.0m~5.0m程度が必要です。
バックホー(クレーン付2.9t吊使用)の作業スペース半径8.0m程度が必要です。
製品のストックとして20㎡~30㎡程度を要します。

適用可能な範囲

道路擁壁工、河川護岸工[設計流速4~8(m/s)以下]、宅地造成などの土留めで高さ5.0m以下とし、1:0.3~1:0.5分の勾配とする。(高さ5mを超える場合は要相談となります。)
R=15.0m(実績可能)

自然条件

特にありません。

熟練工への依存度

普通作業員で施工可能です。

作業手順

01

設計図書に基づいて、測量し、丁張を設置する。

02

丁張に基づいて掘削及び床掘を行う。

03

基礎砕石(又は均しコンクリート)を施工する。

04

基礎ブロックを据付、ブロック間にモルタルを充填後、自立用差筋を挿入する。

05

1段目ブロックの据付後、自立用差筋を挿入する。

06

製品を据付後、裏込材を充填する。

07

ブロック間にモルタルを充填する。

  • モルタル充填時は随時継目からの流出を確認する。

08

天端型枠を組立後、コンクリートを打設する。

09

完成

カット用ブロック

  • カット用ブロックは、延長に合わせて切断し設置する。カット用ブロック設置後、コンクリートを打設する。

施工の様子

  1. 営業品目
  2. BIブロック